ブレーキディスク取付面強化防錆

施工前

加工前:腐食がひどく、ディスクの取り付け面はガタガタ

ホイールのブレーキディスク取り付け面は、ディスクが密着していて腐食するハズがない、と思われがちですが、塗装依頼で入ってくるホイールのほとんどが腐食しています。ココはディスクの位置決めでとても重要な所で、以前は精度の問題から「塗装はダメ」といわれてきました。

ところが、腐食していては、面の精度どころか、指で触ってもザラザラしていて、ディスクが安全に取り付けられる状態ではありません。砂やゴミが付いたまま取り付けるようなものです。腐食した面は、ひどい物になると0.2mmぐらい削っても取りきれません。もちろん腐食は大敵。そのまま放っておくわけにはいきません。

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研磨+防錆処理

面研摩後:ディスク取り付け面を大型旋盤で精密加工

普通の腐食であれば、だいたい0.1mmも削ればキレイに面が出ます。この削りシロは、私たちが、この面に施す防錆処理+塗装よりもほんの少し厚いのです。つまり、0.1mm=100ミクロンですから、防錆処理+塗装=60ミクロンで、0.04mmだけディスクが内側に入るわけです。0.04mmは充分に公差範囲です。実際のキャリパーやサポート自体、キャリパー取り付け面、オイルシールで支えられたキャリパーピストン、パッド、ディスクなど各パーツの精度をトータルで考えると、実用上まったく問題のない数値であることがわかります(ほぼ元の位置に戻すということです)。

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防錆処理・塗装後:強化した防錆処理とダイアモンドコートで塗装

ホイールを回せる大型旋盤で精密加工
研摩は大型の旋盤で行います。ホイールを回せるのですから、本当に大きく、そして高精度です。通常の面研は0.1mm以下。これで腐食が取れ、面もキチンと精度が出ます。

防錆処理はSTDより強いもの
STDのマグホイールでも防錆処理は施してあります。それでも腐食するのですから、もっと強化した処理をします。塗装は、この面には、ホイールの他の部分よりも薄くします(もちろんダイアモンドコートです)。これで安心してディスクが取り付けられるというわけです。

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防錆処理がきちんと施されていない例

  • ホイール
  • ホイール
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他社にてパウダーコートで塗装後、腐食した状態。防錆処理がきちんと施されていないとこのような状態になります。

価格例のご紹介

作業項目 価格
1本 ¥13,000(税抜価格)

ご依頼時の注意事項

  • ベアリングは必ず付けたまま送って下さい。
  • 片持ちのホイールは通常お断りしていますが、ご相談下さい。